根津美術館で本日から開催の「特別展国宝・燕子花図屏風 光琳の生きた時代1658-1716」(4/15-鑑賞してきた鑑賞してきた
東京都港区にある私立美術館。
教科書にもよく掲載されている国宝の「燕子花図屏風」を所有しており、毎年カキツバタ開花時期にあわせて公開される。
庭園にはカキツバタが栽培されているとのこと。
雨降りの休日の正午頃、当日券はすんなり購入できた。事前予約の方が100円お得だが遠方なので1時間刻みの時間帯ではちゃんと時間に間に合うのか不確定なので当日券があってよかった。午後2時半頃は当日券購入行列が出来ていたので、雨降りでも時間帯によるよう。
東京国立博物館で開催されていた国宝展で展示されていた「八橋蒔絵螺鈿硯箱」がとても印象深かったので、ぜひこちらの屏風図も見ておかねばと思っていた。
江戸時代の画家・尾形光琳(1657~1716)の国宝「燕子花図屏風(かきつばたずびょうぶ)」6曲1双18世紀
カキツバタの群生を、金箔を貼った大画面に群青と緑青の2種の絵具のみを使って描かかれている。余白を最大限に活かした構図。
間近で見ると所々画材の剥落がわかる。
作品の前に20分ぐらい佇んだ。至福の時間。
同室に展示してある
喜多川相説「四季草花図屏風」6曲1双17~18世紀、
「伊勢参宮道中図屏風」6曲1双17世紀
などもよかった。
2階に展示の紀元前13~11世紀の殷時代の青銅器がたくさんあり、重要文化財に指定されているものもあった。
なかなか出かけられないところなので、雨の庭園内のお散歩してきた。
藤の花が見頃で、カキツバタが一輪、二輪と咲き始めていた。
庭園内にあるお茶室ではお薄がいただける。
時間の都合で遠慮してしまった。
庭園内ところどころにこうした仏像が配置されている。