東京国立博物館本館鑑賞のつづき。
東京国立博物館 本館 日本ギャラリー 1階
阿弥陀如来および両脇侍立像(善光寺式)(重要文化財)鎌倉時代1254年
十二神将立像(重要文化財)鎌倉時代13世紀 京都・浄瑠璃寺伝来
密教特有の仏である明王のうち、その代表格の不動明王です。巻き髪で左肩に弁髪を垂らし、左目を眇め、唇の上下に牙を出す姿は、9世紀末に成立し、流行した不動明王のスタイルです。表情がややおとなしく、衣の線が整っていることなどは、平安時代後期の特色です。
愛染明王は愛欲などの煩悩を昇華して、悟りを求める心に至らせる仏です。真っ赤な体や六本の腕に供物を執る姿が特徴です。製作当時の台座、光背、厨子が付属している点が貴重です。奈良・内山永久寺(廃絶)に伝播したといいます。
文殊菩薩騎獅像および侍者立像(重要文化財)鎌倉時代1273年奈良・興福寺伝播
日本沿海輿地図(中図)関東(重要文化財) 伊能忠敬作 江戸時代19世紀
縮尺は21万6千分の1。三河吉田藩河内家伝来。
シカゴ・コロンブス世界博覧会事務局寄贈
唐獅子 前田青邨筆 大正時代 個人蔵
午後5時、閉館時間になってしまった。
国宝展のみ夜間開催で他の展示室は通常通りだった。
外はすっかり夜空。
また機会をみつけて他の館も見学したい。
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