先日、東京国立博物館で開催中の特別展「国宝展」(10/18-12/11)を鑑賞後、平成館、本館の常設展へも。
本館の2階へ。
菩薩半跏像 飛鳥時代 7世紀
作成年月などの詳細がわかったのは像内に納められた印仏と呼ばれる仏教版画の銘文からなんだそう
平安時代の仏像を個人が所有ってことはどういうことなのだろう。
明治維新後、廃仏毀釈から個人が所蔵することが増えたのだろうか。
毘沙門天の足下の邪鬼はセットなんですな。
織田信長から丹波攻略を命じられた際、配下の筒井順慶の参陣を促すため家臣の津田加賀守に出した手紙とのこと。
右 太刀(号 北条太刀)福岡一文字(重要文化財)鎌倉時代 13世紀
太刀(号 北条太刀)の拵。
北条氏が三嶋大社に奉納したと考えられているとのこと。
一の谷馬蘭兜 安土桃山~江戸時代 16~17世紀
龍樹菩薩像 俵屋宗達筆 江戸時代 17世紀
紅葉に菊流水図 尾形乾山筆 江戸時代 18世紀
龍唫起雲図 円山応挙筆 江戸時代 1794年
佐藤一斎(五十歳)像(重要文化財)渡辺崋山筆 江戸時代 1821年
左から
和歌詠草「八千年の」徳川斉昭筆 江戸時代 19世紀
七言絶句 島津久光筆 江戸時代 19世紀
戊申作詩 勝海舟筆 江戸~明治時代 19世紀
左から
五言律詩 西鄕隆盛筆 明治時代 19世紀
七言絶句 大久保利通筆 明治時代 19世紀
とてもよく知る歴史上の人物筆の筆が見られ感動。
それぞれの筆には性格が良く出ていると思う。
能面(重要文化財)
左から、長霊癋見、小面、曲見、痩男、邯鄲男。
真ん中の着物、厚板 金紅片身替詩歌模様(重要文化財)江戸時代 17世紀
つづく。
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