まみむめ◎めも

日常のいろいろをメモ。

京都国立博物館「さるづくし」「刀剣を楽しむ」「獅子と狛犬」

 
先日出かけてきた京都国立博物館
 
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なにしろ初めて出かけたので外観だけでもいろいろ興味深い。
 
 
年末年始は3つの特別陳列を平成知新館にて同時開催。
 
「さるづくし-干支を愛でる-」
「刀剣を楽しむ-名物刀を中心に-」
「獅子と狛犬
 
お正月らしい興味深い展示内容。
 
 
1Fから順番に。
 
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平日の夕方、1月末まで特別に開館時間が午後7時まで延長されているが通常なら閉館間近の時間だからか、お客さんもそれほど多くなくとてもゆったり鑑賞できる。
 
 
と、思ったら、
「刀剣を楽しむ-名物刀を中心に-」は最前列での鑑賞は20分の待ちの行列。。。
後方からの鑑賞なら待ち時間なしで鑑賞できるが、せっかくなので、待って最前列で鑑賞。

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「刀剣を楽しむ-名物刀を中心に-」
この特集陳列では、後鳥羽上皇が御自ら手がけたとされる太刀「菊御作」(重文・京都国立博物館蔵)、斬りつけた真似をするだけで相手の骨が砕けるという伝説を持つ「薙刀直シ刀「名物骨喰藤四郎)(重文・豊国神社蔵)をはじめ、桶狭間の戦い織田信長が勝利品として手に入れた「刀(名物義元左文字)」(重文・建勲神社蔵)、坂本龍馬所用の「刀 銘吉行」(京都国立博物館蔵)などドラマティックな歴史を持つ名刀の数々をご紹介します。作品に秘められた歴史と併せて、奥深い刀剣の美の世界をお楽しみください。
~ちらしより~
国宝の刀2点も。
ガラス越しとはいえ、生で眼前に拝することができすばらしい。国宝や重要文化財に指定されているものはやはり波紋が美しい。
またそれぞれの刀の縁を知るととても奥深く感慨深い。
特に、織田信長所持のものはその後、豊臣秀吉徳川家康に伝わり、明治期に建勲神社が創建された際、徳川宗家より寄進されたとのこと。
もうひとつ、坂本龍馬所持のものは最期のときに手元にあったもの。遺族に伝わった後火災が遭い焼けて再刃されている。歳月がたつにつれ再刃前の波紋がうっすら帯びてきているとのこと。
 
 
同じフロアの別室の「獅子と狛犬
 
「獅子と狛犬
獅子、狛犬ともに百獣の王ライオンの姿を写したもので、頭上に一本の角がある方を狛犬、無い方を獅子と呼びます。エジプト、中東地域では写実的なライオンが造られましたが、生育地から遠く離れた中国では姿が変わって唐獅子となり、それが日本に伝わりました。平安時代以降の神社や寺院の入り口、あるいはお堂に置かれ、境内や神仏の像を守護する役を担ったのです。10対ほどの獅子・狛犬を並べた空間をおたのしみください。
~ちらしより~
まず、獅子と狛犬の違いを今回初めて認識した。それだけでも出かけた甲斐があった。
1F入ってすぐの彫刻展示室にある和歌山・丹生都比売神社の獅子・狛犬の一対はとてもクールなお顔。
この特別陳列の部屋では京都・八坂神社の獅子・狛犬の一対は玉眼だからかなんだか目があったような気がする。とても愛嬌があり気に入った。
これから神社仏閣に出かける際は、狛犬や獅子のお顔もよく拝見してみようと思う。
 
 
 
2Fは新春特集陳列「さるづくし-干支を愛でる-」
 
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今年の干支、申にちなんで猿を特集してありとても興味深い。
一番印象深かったのは「十二類絵巻」(国指定の重要文化財)。
十二支や判者の鹿など擬人化した動物の様子が面白い。
国宝や重要文化財多数でもったいないが、時間の都合で、さらっと鑑賞した。
 
 
3Fの展示は、、、時間の都合で、、、