トヨタ自動車(7203)
第118回定時株主総会に出席した。
会場は例年通り、愛知県豊田市の本社。
昨年は公共の交通機関を利用したが、今年は車で。
一昨年は欠席したので、車で来るのは3年ぶり。
コロナ禍前は会場まであと2kmのところあたりから渋滞していたが、今回はスムーズに会場まで。
定刻約30分前に到着。
第1会場の本館ホールへ。
昨年は受付時に他の出席者が全くいないような状況だったが、今年は人の列が出来るぐらい出席者が増加している。
昨年と同様、受付前に検温、手の消毒。
受付も昨年と同じ。
読み取り機に議決行使書のバーコードをかざして読み込ませ、受付番号がプリントアウトされる仕組み。
座席は指定制。
受付番号に記載された席へ。
昨年より20分ぐらい早い到着だったが、後ろから2列目だった。
ぎりぎり第1会場に入れてよかった。
今回、席に紙袋置かれており、中にはハードカバーの書籍とペットボトルのお茶が入っていた。
招集通知にはご来場記念品の配布はないと記載されていたので何もないと思っていた。
ありがとうございます。
議長は豊田彰男代表取締役社長。
今年も遠目だが拝顔できうれしい。
株主からの質問は、
「ル・マン5連覇おめでとうございます。」から始まった。
半導体、カーボンニュートラル、明治用水の水問題、カントリーリスク、不正車検問題、後継人事など多岐に渡る質問があった。
社長メッセージは後日トヨタイムズで配信されるそう。
今回の株主総会で取締役を退任される小林耕士氏のお話は印象深い。
豊田社長はピンチの時に元気になるんだそう。頼もしい評価だ。
個人的に、長年勤められた取締役の退任の挨拶は株主総会の出席の醍醐味のひとつだと思っている。
どなたも万感の思いからか言葉に詰まるときがあり、小林氏も途中に言葉を詰まらされておられた。
最後は後継者についてどのように考えているかという興味深い質問だった。
担当取締役の小林氏の回答では、少なくとも私ではないと冗談。
議長からの補足もあり、すべての社員にチャンスがあると断言した後、近くに着席されているご自分より年上の内山田氏、早川氏、小林氏、河合氏の4名はない、世代交代は必要。と笑顔で付け加えられていた。
ネットニュースをざっとチェックしてみたところ、
見出しに、後継者は「トヨタ哲学を身につけている人に」と「トヨタ思想を身につけている人に」と2種類あったが、「哲学」「思想」、同じような意味合いでも若干ニュアンスが異なりますな。
議長は今回配布した書籍「トヨタ「家元組織」革命」を読むとご理解いただけると思う。とのこと。
正午少し前終了。
出庫渋滞を避けるため、トヨタ会館を見学しようと思ったら本日は休館だった。
残念。
一昨年は欠席、昨年は車で来なかったので、開館状況不明。
来年は開館されるとよいですな。
<過去の株主総会の記事>
2020年は欠席。
<この後、鞍ヶ池公園内のトヨタ鞍ヶ池記念館へ>