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国立西洋美術館「日伊国交樹立150周年記念 カラヴァッジョ展」

 
東京上野公園内にある国立西洋美術館で開催されている「日伊国交樹立150周年記念 カラヴァッジョ展」を鑑賞してきた。
 
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地方巡回しないとのことなので、意を決して上京。
 
当日券は上野駅のチケットセンターで購入。
美術館ではチケット購入行列ができていたので、駅のチケットセンターで購入できてよかった。
 
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会場前のエントランスに顔ハメ看板も設置されている。
ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ(1571-1610 年)は、西洋美術史上最も偉大な芸術家のひとりであり、イタリアが誇る大画家です。彼の理想化を拒む平明なリアリズムや、劇的な明暗法によって浮かび出る人物表現は、バロックという新時代の美術を開花させる原動力となりました。彼の画法はイタリアのみならずヨーロッパ中からやってきた画家たちによって熱狂的に継承され、その影響はルーベンスラ・トゥールレンブラントなど、17世紀の数多の画家たちに及んでいます。
本展は、イタリアの代表的な美術館が所蔵するカラヴァッジョの名作11点と、彼の影響を受けた各国の代表的な継承者たちによる作品を合わせた計51点を展示します。「風俗」「五感」「光」「斬首」といった、カラヴァッジョの芸術を理解するために重要なキーワードに従って章立てを構成し、彼の芸術の革新性と継承者たちによる解釈と変容の過程を検証します。また、裁判や暴力沙汰といった彼の生涯をしばしば波立たせた出来事を記録した古文書など、同時代史料も併せて出品し、カラヴァッジョの人生と芸術両面におけるドラマをご紹介します。 ~国立西洋美術館のHPより~
 
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会場内は撮影NG。
 
会期中盤の平日の午後3時過ぎ、まぁ耐えられそうなぐらいの混雑具合。
たぶん比較的閑散としている時間と思われる。
 
カラヴァッジョの作品は10点。
「果物籠を持つ少年」1593-94年頃 ローマ ボルゲーゼ美術館
「トカゲに噛まれる少年」1596-97年頃 フィレンツェ ロベルト・ロンギ美術史財団
「女占い師」1597年頃  ローマ カピトリーノ絵画館 (日本初公開)
「メドゥーサ」1597-98年頃 個人蔵
バッカス1597-98年頃 フィレンツェ ウフィツィ美術館)(日本初公開)
ナルキッソス1599年頃 ローマ バルベリーニ宮国立古典美術館
「洗礼者ヨハネ1602年 ローマ コルシーニ宮国立古典美術館

「エッケ・ホモ」1605年頃 ジェノヴァ ストラーダ・ヌオーヴァ美術館ビアンコ宮 

「エマオの晩餐」1606年 ミラノ ブレラ絵画館
法悦のマグダラのマリア1606年 個人蔵 (世界初公開)
 
 
今回の一番の目玉は「法悦のマグダラのマリア」。
世界に先駆けて日本で初公開とのこと。
 
 
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カラヴァッジョ展