松坂屋美術館「―愛と青春のアトリエ―　洗濯船と蜂の巣」

名古屋市中区にある松坂屋美術館で開催されていた「―愛と青春のアトリエ―　洗濯船と蜂の巣」を鑑賞してきた。

本日が最終日。。。あいかわらず最終日に出かけることが多い。

見逃さずに出かけられよかった。

1900年にパリで万国博覧会が開催され、その後世界中から芸術家がパリを目指して集まった着た。ピカソ、モディリアーニ、ヴァン・ドンゲンなどの巨匠たちを生み出した拠点であるモンマルトルのおんぼろ長屋「洗濯船」と、シャガール、スーティン、レジェなどが集まった「洗濯船」に比肩するモンパナスの集合アトリエ「蜂の巣」に焦点を当て、彼らの若き日々や芸術に対する情熱、そしてふたつのアトリエを中心に繰り広げられた交友関係－ローランサン、ドラン、ヴラマンク、藤田－を消化すると共に、ふたつのアトリエの住人達と彼らの仲間たちの作品約60点を一堂に展覧いたします。

印象に残ったものとして、

藤田嗣治「自画像」1927年　目黒区美術館

猫を肩に乗せおかっぱ頭の自画像。藤田画伯はネコ好きだったんだ。

マルク・シャガール　「ダブル・ポートレート」1937-38年　個人蔵

赤い地に青みが立った二つの顔を持つ女性。

モイーズ・キスリング　「ミモザの花」1952年　丸紅所蔵

青い花瓶いっぱいに鮮やかな黄色のミモザ。絵の具で肉厚に塗られている。

パブロ・ピカソ　「ジャクリーヌ」　1959年　いわき市美術館

モーリス・ド・ヴラマンク「教会と花咲く木々」　1925年　池田20世紀美術館

etc.

パリの街を旅したくなる。