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日常のいろいろをメモ。

蓮華王院 三十三間堂 ~そうだ。京都へ行こうっ!2016正月~

蓮華王院 三十三間堂 

 
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日本唯一の千体観音堂
正式には蓮華王院(国宝)といい、長寛2年(1164)鳥辺山麓(現・阿弥陀仏ヶ峰)の後白河上皇院政庁「法住寺殿」の一画に平清盛が造進した。約80年後に焼失したが、すぐ復興に着手して文永3年(1266)に再建された。その後、室町・桃山・江戸そして昭和と4度の大修理により700余年間保存されている。長いお堂は和様の入母屋・本瓦葺の「総檜造り」で約120メートル。正面の柱間が33あるところから「三十三間堂」と通称され、堂内には1001体もの観音像がまつらる。また見落としがちだが境内・南の通称「太閤塀」と呼ばれる築地塀と南大門は、ともに豊臣秀吉ゆかりの桃山期の気風にあふれた重要文・建造物である。 ~パンフレットより~
 
この季節の入場時間は午前9時から午後3時半。神社仏閣は終いが早い。。。
間に合ってよかった。
拝観料大人600円を納めて、堂内へ。人生で3度目の拝観かな。前は7、8年前だったか。
 
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平日だが団体のお客さんも多く、堂内はとてもにぎわっている。外国からのお客さんの団体も。半数ぐらい外国からのお客さんで占めるのではないかと思われる。
 
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本堂西側の射場。
1月中旬の日曜日に開催される大的大会はこちらのお庭を使うのだそう。
 
 
これより先の本堂内は撮影NG。
 
無限の慈悲・千体の観音立像
中央の巨像(中尊)を中心に左右に各500体(重文)、合計1001体がご本尊。正しくは「十一面千手千眼観世音(じゅういちめんせんじゅせんげんかんぜおん)」といい、当院の像は檜材の「寄木造り」で、頭上の11の顔と40種の手に表現される。中尊(国宝)は、大仏師湛慶(運慶の長男)82歳の時の造像で鎌倉期(建長6年)(1254)の名作と評価される。等身立像の中、124体はお堂創建時の平安期のもので、他の800余体は鎌倉期の再建の折に約16年をかけて復元された。

国宝雷神と風神像
堂内両側のひときわ高い雲座にのった風神と雷神像は力強く躍動的。古代人の自然や天候に対する畏れや感謝の心が、空想的な二神を創造し、風雨をつかさどり、「五穀豊穣」をもたらす神々として信仰された。太鼓を打つ雷さまと風の袋をかかえた風の髪というイメージを決定づけた鎌倉彫刻の名品(国宝)である。

国宝観音二十八部衆
観音像の前列と中尊の四方に位置する変化に富んだ28体の仏像(国宝)は、千手観音とその信者をまもるという神々でインド起源のものが多く、その神話的な姿が迫真的に表現されている。技法的には檜材の「寄木造り」で、仏像の手や顔を別々に彫んで接着し、漆を塗って彩色仕上げをしたものである。目にはより写実性を高めるため、水晶をはめ込む「玉眼」という手法が用いられている。

~パンフレットより~
三十三間堂の国宝指定は4件。
本堂
木造千手観音坐像(附:木造天蓋)
木造風神・雷神像
木造二十八部衆立像
 
国指定の重要文化財は3件。
南大門
木造千手観音立像
 
 
国宝の本堂内に国宝の大きな千手観音さま、ずらっと前面に等身大と思われる国宝の風神さま、雷神さま、二十八の守護神さまたち。千手観音さまの両側のひな壇に重要文化財の千体の観音さま。
荘厳でとても美しい。
 
こちらの風神、雷神様は俵屋宗達の有名な風神雷神図のモチーフとも言われているんだそう。
なるほど~。圧倒する迫力がある。
 
たくさんの柔和な観音さまや厳しいお顔の守護神さまを拝見しながら進むととても心安らかになる。
千体もの観音さまの中に自分に似たお顔の観音さまがいらっしゃるといわれているがまだ出会うことができていない。
 
 
国宝 本堂
 
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境内も散策。
 
と思ったら、雨が、、、。
 
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傘を持ってこなかったので、南側にある太閤塀と南大門の鑑賞は次の機会に。。。
 
 
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屋根の下の猪目懸魚。
 
 
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蓮華王院 三十三間堂
 
 
<雑記>
 
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2016年お正月。明けてもう5日。青春18きっぷの有効期限もあと残すところ今日を入れて6日なのにまだ残4回。
焦って出かけてきた。
 
出かけ先は今回も古都京都。JR在来線で約2時間の旅。
 
平日のお昼に出発したので、どの電車もラクラク着席。京都駅に午後3時前に到着。
市バスに乗り10分ほどでこちらへ。
今回は往復のみなので、一日乗車券は購入せず。
降車時にmanacaでピっと精算。小銭に煩わされない便利な世の中になった。