先日、Go To トラベルを利用して日帰り京都旅行。
東山区の神社仏閣を巡っている。
続いてこちらも。
六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)
秋の恒例、京都非公開文化財の特別公開(2020年10月1日~11月29日)は拝観料1,000円。
他の日程でも特別拝観日がある。
特別拝観日以外は自由に参拝できる。
門をくぐったところのテントで消毒をして拝観券を購入。
こちらで特別公開されるのは薬師如来坐像(重要文化財)、閻魔大王像、小野篁像、毘沙門天立像など。
係の方がそれぞれ持ち場の文化財をソーシャルディスタンスを保って説明して下さる。
薬師如来坐像(平安時代前期 重要文化財)が安置されている収蔵庫。
ご本尊だが重要文化財に指定されたことからこちらに移すことになったんだそう。
薬師如来様に悪疫退散もお願いした。
平日の午後、特別拝観期間だからか先ほど参拝してきたところより閑散としている。
他の参拝客となんとなく距離を保って参拝するので、この他の文化財もほぼマンツーマンで説明を受けられた。
目にあざやかな朱色の建物は「迎え鐘」で有名な鐘楼 。
お盆の時期は京都の方はこちらの迎え鐘をつき、ご先祖様をお迎えするんだそう。
小野篁像は実物大とのこと。188cmあったそう。
本堂では、木造毘沙門天立像(伝弘法大師作)修復後初公開されている。
間近で拝見できる。撮影はNG。
お庭、縁側からの撮影はOKとのこと。
冥土通いの井戸。
小野篁がこの井戸で冥土に通ったんだそう。
奥にある黄泉がえりの井戸は、深さを実感できるよう、井戸の中をクリスマスツリーにつけるようなライトがつり下げられて照らされている。
ちょっとびっくりしたが、面白い趣向。
御朱印をいただいた。
今回の特別寺宝展期間では、御朱印帳にいただける悪疫退散御札朱印シリーズや期間限定のカラフルな書置きの御朱印もたくさんあり目移りする。
迷いに迷って、ご本尊でもある悪疫退散御札朱印シリーズ(見開き500円)の「薬師尊」を。
たいへん由緒あるお寺だが、小野篁さんが冥界を行き来した井戸といい、御朱印の豊富さといい、なんと言うのかエンターテイメントたっぷりのお寺ですな。
移動途中にすれ違った。
この辺りはさすが祇園ですな。
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