徳川美術館の特別展を鑑賞しきてきた。



ロビーは撮影可。

こちらの甲冑は久能山東照宮博物館の所蔵品の複製とのこと。


ちょうどタイミングよく、ボランティアガイドさんのガイドの時間に来館でき、説明を聞きながら鑑賞。初めてガイドさんの説明を聞くことができ、今までスルーしていたものも興味深く鑑賞でき、大満足。
最初の第1展示室では刀剣がずらり。
ガイドさんから「太刀」と「刀」の違いを教えていただいた。
刃が下を向いているものが「太刀」、上を向いているものが「刀」。
戦の効率性から、下向きだったものが上向きに変化したんだそう。
「太刀 銘 左 名物 大左文字」豊臣秀吉・豊臣秀次・徳川家康・豊臣秀頼・徳川家光・徳川義直(尾張家初代)所持
「刀 銘 左文字 名物 吉見左文字」徳川家康・徳川義直所持
重要文化財「太刀 名物 兵庫守家」徳川家康所持
重要美術品「太刀 無銘 一文字」池田輝政・徳川家康所持
重要美術品「小太刀 銘 吉用」浅野長晟・徳川義直所持
重要文化財「刀 名物 五月雨郷」黒田長政・徳川秀忠・前田利常・徳川家光・徳川光友所持
「短刀 名物 奈良屋貞宗」豊臣秀吉・豊臣秀頼・徳川秀忠・徳川義直所持
重要文化財「短刀 名物 不動正宗」豊臣秀次・徳川家康・前田利家ほか所持
五月雨郷の波紋がきれいだったのが一番印象的。
他に印象的だったのは、
信長が秀吉の正妻ねねに宛てた手紙、「はげねずみ」と記載されている書状は展示期間が終わっていて見られなかった。残念~。
ほかにも目玉の展示品で、展示期間が異なり見られなかったものが多い。
本館(第7~第9展示室)が耐震工事中のため、いつもより展示品が少なかった印象。
それでもこちらは見ごたえのある展示品が盛りだくさんなので、このぐらいの展示量でちょうどよいのかも。



今後の展覧会は
特別展「ザ・ベスト@トクガワ」9/15(木)-11/6(日)
企画展「やまと絵うるわい」11/9(水)-12/14(水)
企画展「うつくしきかな」1/4(水)-2/5(日)