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徳川美術館「没後400年徳川家康-天下人の遺産-」再び

 

徳川美術館蓬左文庫開館80周年記念夏季特別展

没後400年 徳川家康-天下人の遺産-

 
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8月の初めに避暑を兼ねて午後の遅い時間に出かけたが、全部鑑賞し終わる前に閉館時間になってしまい、もう一度出かけたいと思っていた。
 
いよいよ会期も押し迫ってきたところ、最終日に出かけてきた。(つまり、すでにこの企画展は終了。)
 
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日曜日かつ最終日でもあるので、けっこうなお客さん。
 
ただ、先日ルーヴル美術館展を鑑賞した後なので、それでも空いているように感じてしまう。
 
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常設展は年4回展示物を入れ替えるそうだが、ちょうど入れ替えた後で、前回とは変っていた。
企画展も一部内容が変わっており、徳川家康三方ヶ原戦役画像は模本の展示だった。
ただし、模本といっても戦前のもの。
 
 
改めて、天下人となった徳川家康遺産には家康より前の天下人の足利将軍家織田信長豊臣秀吉由来のものが多いと感じた。
 
国宝の刀は鈍いながらも鋭い光を放ちつつ、よく見ると刃が欠けているものもある。
安土城落城後や大阪城落城後に焼き直して再刃したものもあり、感慨深い。
(どの刀だったか、忘却。。。)
 
 
印象に残ったものとして、
 
脇差 無銘 貞宗 名物 物吉貞宗 南北朝時代作(重要文化財
家康がこの短刀を帯びて出陣すると勝利したことから「物吉」と名づけられたと伝えられていそう。当初義直への遺産に含まれていなかったが、義直の母お亀の方が尽力し、義直のものとなったとのこと。
 
徳川家康画像(東照大権現像)徳川義直尾張家初代)筆・同賛
息子から見た父親を描いたもので、いかめしいイメージの徳川家康とは少し異なる気がする。
 
御水尾院東照宮三十三回忌奉納歌
縦に7首、横に7首、斜めに2種、計16首の和歌が読み込んであり、文字が重なるところは同じ字を当ててあり、更に重なる24字は詠むと、「東照宮三十三回忌を弔う歌」という音になっているそうで、もうスゴイ。
ただ、解説を読まないと達筆すぎてそのスゴサがわからない。。。
御水尾院の中宮徳川秀忠の五女・東福門院和子。
 
 
 
残念ながら、今回は長男を無理やり連れて行ったため、足早にしか鑑賞できず。。。
 
 
 
こんなクイズも。
 
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むむっ。
2度も鑑賞したが、まだまだだったかも。
 
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次の企画展は「茶の湯の名品」9月19日(土)~11月8日(日)
千利休の泪の茶杓も展示されるよう。
 
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