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日常のいろいろをメモ。

名古屋ボストン美術館「ルノワールが生きた時代」


名古屋市中区の金山総合駅前にある名古屋ボストン美術館に出かけてきた。

ルノワールが生きた時代 近代ヨーロッパの光と影

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展覧会の最終日の日曜日、けっこうな賑わい。
夏休みなのもあり、お子様連れの方も多い。

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巨匠たちが表現した都市と田園、「ルノワールが生きた時代」の名作を一挙公開!!
ルノワールが生きた19世紀後半から20世紀初頭のヨーロッパは、産業革命により近代化が進んだ時代であり、人々の生活は劇的に変りました。ガス灯が輝く通り、華やかな舞台の劇場―街は都市へと変貌し刺激的な場所となります。しかし急激な人口増加に見舞われた都市では生活環境が悪化し、貧富の差が生まれました。人々は都市に息苦しさを感じる一方、自然や素朴な暮らしの残る田舎にピクニックや海水浴などの憩いを求めるようになります。
本展はボストン美術館のコレクションを中心に、油絵、版画、写真の89作品で近代ヨーロッパの生活をご紹介します。芸術家たちを惹きつけた風景とそこに暮らす人々の光と影。ルノワール、モネ、ミレー、ドガゴッホらが描く「都市と田園」の魅力をお楽しみください。 ~名古屋ボストン美術館のHPより~

今回の一番の目玉は11年ぶりに来日する、
ピエール=オーギュスト・ルノワール「ブージヴァルのダンス」1883年。
ポスターにも使われている。
ルノワールのダンス3部作の一つ。

他の二つはフランス・オヌセー美術館所蔵の「都会のダンス」「田舎のダンス」とのこと。

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同時期に東京の国立新美術館にやってきていた。

「ブージヴァルのダンス」と「都会のダンスのモデル」の女性はシュザンヌ・ヴァラドン。モーリス・ユトリロの母でもある。田舎のダンスのモデルは後にルノワールの夫人となるアリーヌ・シャリゴ。

どれも軽快な音楽が聞こえてきそうな作品。


他に印象深かった作品として、
クロード・モネ《チャリングクロス橋(曇りの日)、1900年》1900年
など。



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入口に、記念撮影スポットが用意されていたり、
塗り絵が用意されていたので、ちゃっかり楽しんできた。

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名古屋市中区金山町1-1-1


HPを閲覧していたら、米国ボストン美術館との契約を終了のお知らせ!
あらら。
平成31年3月末までなんだそう。
なくなると思うと名残惜しくなる。
次の展覧会「俺たちの国芳 わたしの国貞」(9/10-12/11)も出かけたい。