津島神社を参拝した。
愛知県津島市にある、東海地方を中心に全国に約3千社ある津島神社の総本社。
7月の尾張津島天王祭はユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」のひとつ。
織田、豊臣、徳川家の庇護を受けている。
南門(1598年(慶長3年) 豊臣秀頼の寄進)
平日の午後の参拝者は多くないが、貸切でもなく撮影の際は人が何組か入るぐらいの混み具合。
神社内のソメイヨシノは満開。
朱塗りの神社にまさに花を添えている。
本殿(1605年(慶長5年) 重要文化財)
清洲城主・松平忠吉(徳川家康の四男)の妻政子(井伊直政の娘)により寄進とのこと。
尾張造といわれる建築様式。
拝殿、祭文殿、本殿を回廊で左右対称に繋いでいる。
豊臣秀吉の寄進。
京都の伏見稲荷大社の楼門を思い出させる朱塗りの楼門。
伏見稲荷大社の楼門は秀吉の母大政所殿の病悩平癒祈願のため1589年(天正17年)に建立。
もしかしたら、津島神社の楼門にも同様の祈願だったのかも。
大政所は1592年に享年77歳で没。
津島神社の南門は豊臣秀吉の子秀頼の寄進なので、父秀吉の病悩平癒祈願だったのかも。
右は通常の御朱印。
左は特別御朱印「悪疫退散」(書置きのみ)300円。
3月15日から授与されている。
新型コロナウイルス、早く終息していほしい。
こちらも参拝。
宝寿院
津島神社の北に隣接する寺院。
明治の神仏分離令までは神宮寺。
今は絵入りの御朱印で人気。
が、新型コロナウイルスの影響で御朱印は書置きも休止中。残念。
お参りをさせていただいた。