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松坂屋美術館「平木コレクション 生誕220年歌川広重の世界―保永堂版東海道五十三次と江戸の四季―展」


昨日、名古屋市中区の松坂屋南館に入っている松坂屋美術館で開催されていた「平木コレクション 生誕220年歌川広重の世界―保永堂版東海道五十三次と江戸の四季―展」に鑑賞してきた。

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保永堂版「東海道五十三次」は、歌川広重の代表作として、多くの人々に親しまれた作品です。広重作品の本質を知るためには、初摺の作品を知ることが大切です。平木コレクションの「保永堂版東海道」は、初摺(しょずり)の作品として高い評価を得ています。
ここでは、「初摺」の作品に、構図を変えた「変わり図」、文字やぼかしなどが変わる「後摺」と共に、広重の描く東海道の世界を満喫していただきます。
 その一方、広重自身が住む江戸の町や名所を数多く描きました。特に有名な「名所江戸百景」は、広重最晩年の大作ですが、ゴッホやモネなどの印象派の画家たちにも影響を与えたことでも知られています。
 広重は、風景の中に四季や気象の変化を巧みに取り入れ、日本人の感性に訴える風景画を創り上げました。広重の作品を見ることによって、現代の私たちも日本の風土美を堪能し、当時の人々と同じ感動を共有することができます。
 本展は、広重の代表作である保永堂版「東海道五十三次」と「名所江戸百景」を中心に、広重風景画の名品によって構成されています。


春に美術館えきKYOTOで「生誕220年 歌川広重の旅」を鑑賞してきている。(記事はコチラ
復習を兼ての鑑賞。
同じ内容だと思い込んでいたが、京都では展示されていなかった「江戸の四季」があり、展示数が多い。


二度目なのでさらっと鑑賞するつもりだったが、実際出かけたことのある地名の作品はつい丹念に鑑賞。
初摺と後摺の違いなど図解付でとても詳しくわかりやすい解説があり、じっくり見てしまう。
広重ブルーはやはり美しい。

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松坂屋美術館
平木コレクション 生誕220年歌川広重の世界―保永堂版東海道五十三次と江戸の四季―展
2016年 10月22日(土)~ 11月20日(日)


今後開催の展覧会
11月26日(土)~ 12月4日(日)  再興第101回 院展
12月10日(土)~ 25日(日)  THE 世界名作劇場展 〜制作スタジオ・日本アニメーション 40年のしごと〜
2017年 1月2日(月・振休)~ 2月20日(月) ユトリロ回顧展