生命はおよそ40億年という膨大な年月をかけて進化や絶滅を積み重ね、現在の姿を獲得してきました。その過程において生命に飛躍的な進化をもたらした“いくつかの重要な出来事”がありました。
本展では、5億4100万年前(カンブリア紀)の“バージェス頁岩けつがん動物群”の実物化石や、4700万年前(始新世)の“奇跡”の霊長類化石「イーダ」など、国内外から集めた貴重な化石標本に加え、精巧な復元模型や4K映像などを活用し、その“出来事”を分かりやすくひもとき、DNAに刻まれた生命誕生から人類に至る脊椎動物の進化の道のりをたどります。
監修は国立科学博物館の動物・地学・人類各研究部の研究者が担当するほか、国内外の研究者も参加する、これまでにないスケールの生命進化の歴史に関する展覧会となっています。 ~生命大躍進 HPより~
国立科学博物館で2015年7月7日(火)~10月4日(日)まで開催していたもの。
東京まで行こうかと思っていたが名古屋も巡回してくれた。
展示は生命誕生の40億年前から順を追って縄文人に至るまでの展示。
~生命大躍進 HP みどころより~
最初に展示されているのは、日本の研究者が発見した37億年前の「地球最古の生命の痕跡」の化石。
平日の午後、結構なお客さん。お子様連れもみかけるが、年齢層は思ったより高いカンジ。
アノマノカリスの等身大模型
カンブリア紀から現在の5億4100万年間の間に5回の大量絶滅事件が起きました。
これらはビッグファイブと呼ばれています。
1.オルドビス紀
2.デポン紀後期
3.ペルム紀末
4.三畳紀末
5.白亜紀末
寒冷化や温暖化、隕石衝突などによる地球規模での環境変動が絶滅事件の原因として有力視されています。 ~案内看板より~
第6の絶滅事件ないように。。。
ウミサソリを捕食しようとするダンクルオステウス (レプリカ)
こちらは等身大の複製標本。
東京のみ実物だったよう。がっくし。
三葉虫、イロイロ~。こちらは全部実物。
左から、
リカス科(属主不明)デポン紀前期 アメリカ ネバタ州産
ワリセロプス デポン紀前・中期 モロッコ産
プシコピゲ デポン紀前期 モロッコ産
ドゥロトプス デポン紀中期 モロッコ産
ケイルルス科(属主不明)デポン紀 モロッコ産
パラホロマノータス デポン紀 モロッコ産
展示物の中にはおさわりできる化石もところどころに。
マンチコセラス デポン紀後期 モロッコ エルフード産
とにかくたくさんの展示で、時間の都合でほとんどスルー。。。
(つづく)
特別展 生命大躍進 脊椎動物のたどった道
2015年10月11日(土)~12月13日(日)
名古屋市科学館 理工館地下2階 イベントホール
展示物の撮影OK。(フラッシュ・三脚・動画はNG)
いろいろとってきたが、照明が暗いのもあり、残念な画像のオンパレードで。。。