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アサヒグループ大山崎山荘美術館「舩木倭帆展」

アサヒグループ大山崎山荘美術館で開催中の「受贈記念:没後10年 舩木倭帆展」( 7/15-12/3)を鑑賞してきた。

 

 

 

アサヒグループ大山崎山荘美術館は今回初めて出かける。

京都府大山崎町の天王山にあり、英国風山荘である本館と安藤忠雄設計の「地中の宝石箱」、「夢の箱」、その他の建物から構成されているとのこと。

 

最寄りのJR山崎駅から本数は少ないが無料送迎バスが出ている。

こちらから徒歩で美術館に向かう。

 

 

美術館の手前にあるこちらの建物内は休憩所になっておりロッカー(百円返還式)がある。

美術館内にはロッカーはない。

 

 

アサヒグループ大山崎山荘美術館、本館(加賀正太郎設計1917年頃完成)

金木犀の大木があり、満開であたり一面よい香りが漂う。

 

アサヒビール大山崎山荘美術館は、2023年7月1日より館名を「アサヒグループ大山崎山荘美術館」に変更いたします。新しい館名として最初の展覧会となる本展は、当館が2021年2月 、森田昭一郎氏(森田酒造株式会社 代表取締役)より、舩木倭帆作品105点の寄贈を受けたことを記念するものです。

舩木倭帆(1935-2013)は 、島根県松江市の布志名焼ふじなやき窯元の家に生まれました。島根大学在学中にガラス工芸を志すようになり、卒業後は大阪の清水硝子製造所を経て、東京の各務かがみクリスタル製作所に勤めながら 、同社の伊藤孚いとうまこと氏とともに自由な創作を目指して共同窯を築きます。以降、北九州で活動したのち、1987年、広島に工房「グラスヒュッテ」を設立して精力的に制作しました。

花瓶 、皿 、鉢 、グラス 、茶碗……、舩木が生涯手がけたのは暮らしのなかで活躍するうつわでした。デザインから仕上げまで一貫制作の手仕事によって生みだされたうつわはいずれも、ガラスという素材でありながら、やわらかな温もりと用にかなう堅牢さをあわせもちます。舩木の没後10年を迎える節目の年に、現在もなお私たちを魅了しつづける舩木倭帆作品の数々をご紹介いたします。

www.asahigroup-oyamazaki.com

こちらは撮影OKとのことで、遠慮なく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

展示方法がよく、写真映えする。

 

 

地中館「地中の宝石箱」(安藤忠雄設計)にはクロード・モネの「睡蓮」などが展示されている。

 

今回展示があった作品は

クロード・モネ 「睡蓮」(1914-17)、「睡蓮」(1914-17)、「アイリス」(1914-17)、「エトルタの朝」(1883)

ポール・シニャックヴェネツィア」(1908)

アルベール・マルケ「アルジェの港」(1940)

睡蓮は赤い花と白い花のバージョンで晩年期特有の赤っぽい色味の作品。

「エトルタの朝」は小作品だがこの頃の色合いの作品が好みなので、鑑賞できよかった。

睡蓮、アイリスの3作品は大作なので壁一面に並べられていると迫力がある。

 

 

 

 

 

お庭には紅葉がたくさんあり、もう少し秋が進むと見事だろう。

 

次出かける時は紅葉の季節にしたいと思った。

 

山手館「夢の箱」(安藤忠雄設計)の外観の一部。

 

 

 

お庭の池には睡蓮も。

秋の七草のフジバカマがきれい。

季節のお花が随所にあり、どの季節に出かけても異なった景色が楽しめそう。

 

 

今回こちらはアサヒグループホールディングスの隠れ株主優待を利用した。