あいちトリエンナーレ2016

8月11日から開催されているが10月23日迄。
とうとう今日が最終日。
出かけていない会場がまだ残っているので少しでも鑑賞してみようと夕方遅い時間に出かけた。
ほとんどの作品が撮影OKだったので、気に入ったものを抜粋して。

栄会場のひとつ 損保ジャパン日本興亜名古屋ビル

会場前にはカラフルな花々がたくさんのプリウス。
大巻伸嗣
空気の流れによって巨大な布が舞う「Liminal Air」の展示。
真っ暗で音のない広い部屋の中でわずかな光。
白い巨大な布は時には沸き立つ雲のように、時には夜の海に漂う巨大なクラゲのように。
15分の入れ替え制。こちらはチケットの提示は不要。
長者町会場
八木兵錦6号館会場

1F

白川昌生 「らくだをつくった男」


「らくだ」とは昭和の時代はメジャーだった?肌着。
繊維問屋街ならではの作品かも。
2F

佐藤翠 クローゼットをモチーフにした絵画と鏡を使ったインスタレーション。









佐藤翠さんの作品は初めて認識するかも。
カラフルでキラキラしてとても乙女心をくすぐる作品群。


3F

今村文 花をモチーフにした蜜蝋画の作品群。








佐藤翠さんと今村文さんの作品を続けて鑑賞して、とても幸せな気分になった。
好きなものに囲まれて暮らそうと、心に誓う。
堀田商事株式会社会場 1F

白川昌生 「銀のシャチホコ」


通常は八木兵錦6号館の1Fに展示してあるそうだが、この日は一帯で開催された長者町ゑびす祭りで練り歩いたよう。
3F

ポップな作品群の中になぜかネコの切り絵やグッズ。


夜7時までやっているので、もうひとつの栄会場へ。
栄会場のひとつ、旧明治屋栄ビル。

昭和初期に建築された旧明治屋栄ビル。
耐震基準の都合で取り壊しが決定されていたので、こちらが会場になっていたとはびっくり。
1F

ケルスティン・ブレチュ
代表作のマーブルペインティングや日本で撮影された映像など。



マーブルペインティングは、花柄に見えたり、魔物の顔に見えたり。面白い。
2F

端聡
「水の記憶」と「物質とエネルギー」がテーマの作品。

廃墟っぽさを活かしてとても印象的。

3F

寺田就子 日常にあふれる器や文具、遊具を組み合わせたインスタレーション。
透明のアクリル板が至る所に使われている。
移動の階段も廃墟ぽさを活かした作品になっているカンジ。

栄会場のひとつ 中央広小路ビル2F

2F 山田亘

「大愛知なるへそ新聞」を発行する。
新聞を作成する人たちもアートにとりこまれていてびっくり。

また3年後の開催を楽しみにしている。