本日も早咲きの桜を愛でに出かけてきた。
後醍醐天皇の命により1329年に創建された西山浄土宗の寺院。
門前の正堂大修理落慶法要の案内看板には「延期」の張り紙。
新型コロナウイルスの影響ですな。
山門前に椋の大木。
椋の木は浄土宗の宗祖法然上人(1133-1212年)に縁があるんですな。
正堂(1632年 重要文化財)
葺き替えを終えたばかりの檜皮葺の屋根が美しい。
こちらの正堂は当地出身の阿波国守、蜂須賀家政によって寄進されたものだそう。
正堂の北奥にある庫裏。
御朱印などもこちらでいただく。
本日のお目当ての「弥陀桜」はこちらから。
9時から4時まで。
上がり端でお気持ちを納める。
庫裏から続く書院の濡れ縁からお庭を鑑賞。
書院のお庭、「二河百道の浄土庭園」を表しているとのこと。
お庭の南側にある弥陀桜(みだざくら)、満開である。
樹齢推定300年のエドヒガン桜の古木。
咲き始めはピンク色が濃く、だんだん白っぽく変化。
平日の午前9時過ぎ、貸切でゆったり鑑賞。
今年も曼陀羅寺の弥陀桜を愛でられ、幸せ。
南側の道路からはこんなカンジ。
<過去の曼陀羅寺の弥陀桜の記事>
この後、曼陀羅寺の西にある上宮寺のシダレザクラも鑑賞。別記事で。