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試写会 映画「杉原千畝 スギハラチウネ」


映画「杉原千畝 スギハラチウネ」の試写会が当たったので、公開に先立ち鑑賞してきた。

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第2次世界大戦中、リトアニア領事代理として日本政府に背く形で多くのユダヤ難民にビザを発給し彼らの命を救った杉原千畝の波乱に満ちた半生を映画化。世界情勢が混乱を極める中、諜報(ちょうほう)外交官として日本にさまざまな情報を送ってきた杉原を唐沢寿明が演じ、彼を支える妻に小雪がふんするほか、日本、ポーランドの実力派俳優が集結。『サイドウェイズ』などのチェリン・グラック監督がメガホンを取り、国際色豊かなスタッフ、キャストをまとめ上げた。

ストーリー:1935年、満洲国外交部勤務の杉原千畝唐沢寿明)は高い語学力と情報網を武器に、ソ連との北満鉄道譲渡交渉を成立させた。ところがその後彼を警戒するソ連から入国を拒否され、念願の在モスクワ日本大使館への赴任を断念することになった杉原は、リトアニアカウナスの日本領事館への勤務を命じられる。同地で情報を収集し激動のヨーロッパ情勢を日本に発信し続けていた中、第2次世界大戦が勃発し……。 ~シネマトゥディ

終戦70周年記念作品とのこと。

唐沢サン主演というのもあり、冒頭の満州鉄道あたりはドラマの不毛地帯を彷彿させる。
ポーランドでロケがあったようで、風景がとてもすばらしい。
舞踏会でくるくると踊る姿が歴史の歯車に巻き込まれた様子を象徴しているようでなんとも印象的。
戦争の悲惨さを改めて実感。映画中の橋を渡るユダヤ難民の列が現在のシリア難民の姿に重なり辛い。

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岐阜県八百津町出身とのことで、八百津町に確か記念館があったと思う。
機会をみつけて出かけてみたい。



映画「杉原千畝 スギハラチウネ」
12月5日公開


<雑記>
中日新聞では1995年1月から4月にかけて、杉原千畝氏についての「自由への逃走」を連載しており、この映画公開にあわせて再度中日新聞のネット版ニュースプラスで再掲載している。

中日新聞は購読しているので、当時この連載も読んで杉原千畝氏という人を認識したと思うが、完全に忘却。20年ぶりに再読してみて映画ではわからなかった事象などもわかりあらためて読み応えがある。