大野極楽寺公園

西側には国営木曽三川公園の138タワーパークが隣接。

昨日夕方近い時間、お花見をしながらお散歩してきた。
公園の南側の堤防の桜並木は国の名勝・天然記念物に指定されている。

一宮市北方町から江南市草井まで約9kmにわたり木曽川堤防上に植えられた桜並木で、サクラが植樹されている堤防は「御囲堤」と呼ばれ、江戸時代の慶長年間に構築された犬山市から弥富市にいたる全長47kmの堤防である。
この堤防に最初にサクラが植樹されたのは明治18年(1885)にさかのぼる。前年の洪水により崩落した御囲堤の再建に際し、当時の愛知県知事の呼びかけで、地元有志が苗木を持ち寄り、植樹したことに始まる。指定当時並木を構成していたサクラは、ヒガンザクラとシダレザクラを中心として、少数のヤマザクラが混在しており、ソメイヨシノを混じえない点が日本各地に見られる桜並木とは趣を異にしていた。
その後、サクラの本数は400本あまりまで減少したが、平成13年度(2001)に一宮市が「二世サクラ」を植樹したことで、並木は往時の姿を取り戻しつつある。 ~文化財愛知ナビより~



幹の太い古木が枯れていくのを見ると寂しい気持ちになる。
所々に濃いピンクのシダレザクラ。

たぶんベニシダレですかな。
幹が細いので平成に植樹されたものだろう。
公園内にも桜の木がたくさん。
ソメイヨシノは咲き始め。
中にはけっこう開花が進んでいるものも。

多くは昭和47年に植樹されているもの。

平成になってから植樹されたと思われる若い桜も。

満開。
ソメイヨシノより小さめで少し濃いピンクの桜。

本日はあいにくのお天気。
開花宣言後、気温が低めの日が多いので今年の桜は長く楽しめそう。
桜も去りゆく平成を名残惜しんでいるのかもしれない。