旧近衛邸
旧近衛邸では、お抹茶のサービスがあり一服できる。
一服しなくても自由に見学できるようだが、せっかくなので西尾のお抹茶を。
平日の午後、先ほどまで団体さんでぎわっていたが、その後貸切に。
旧近衛邸(きゅうこのえてい)は、摂家筆頭であった近衛家の邸宅の一部を移築したものです。
この建物は、江戸時代後期に島津斉彬の姫が近衛忠房に嫁いだことが縁で島津家によって建てられたもので、書院と茶室からなっています。六畳の茶室は、床框(とこがまち)がひときわ高く、点前座の奥に床の間を構えた「亭主床」(ていしゅどこ)という特異な構成で、瀟洒な花釘や花明窓(はなあかりまど)が用いられた公家の茶の湯にふさわしい品格を感じさせるものです。 ~西尾市観光協会のHPより~
書院は10畳と8畳の二間からなっており、その奥に6畳の茶室がある。
伺った説明によると、京間なので、畳はこのあたりで標準の約180×90よりやや大きめ。
書院の床の間の天井は屋久杉の一枚板が使われているんだそう。島津家縁ならではですな。
掛け軸の説明も受けたが、完全忘却。
京都のえらいお寺さんの筆だそう。
天袋の絵画は元は金箔張りと思われる四季の花の絵。
把手に千鳥がかたどってあり、千鳥の口が阿吽で対にになっておりかわいらしい。
奥の茶室は説明だけ受けて撮影してこなかった。
またの機会に。
希望者には金のお茶碗で亭茶していただけるとのことで、遠慮なく。
一服(季節のお菓子と番茶付)400円
由緒正しいお公家さんのお屋敷で一服できる至福。
桜のや紅葉もたくさんあり、季節ごとにきれいな景色を楽しめそう。
西尾市歴史公園・旧近衛亭
西尾市錦城町231-1
10:00~16:00
(食べログ)