刈谷市美術館
比較的こじんまりした美術館。
昭和58年に設立され、郷土作家や郷土ゆかりの作家の作品のほか、戦後の日本美術、現在活動中の作家の作品、絵本原画などを中心に収蔵とのこと。
昨日刈谷市に出かけたついでに立ち寄った。初めての出かける。
ただ今「New Collection展 新所蔵作品を初公開!」開催中。
この展覧会は無料!
昨年度収集作品の中から、和田英作、横井礼以、北川民次、芥川紗織、高畑郁子など愛知ゆかりの画家をはじめ、近代洋画の椿貞雄、マンガ家のしりあがり寿、絵本作家の木村昭平といったバラエティー豊かな作品を一堂に展示します。
昨年度の作品収集活動では、当館の重要な収集方針である、近・現代の〈郷土の美術〉を中心に、〈近代の洋画〉や〈絵本原画〉などを収集しました。
当地域ゆかりの〈郷土の美術〉では、近代洋画家の重鎮・和田英作が知立滞在時に描いた風景画をはじめ、高畑郁子や中村正義といった東三河ゆかりの日本画家の作品や、北川民次や鈴木幸生の版画などを収集しました。各作家の継続的な収集作品により、制作活動の変遷がより明確になるコレクションとなりました。
さらに、当館未所蔵の作家として、二科展を中心に中央画壇で作品を発表し続けた横井礼以、戦後の前衛美術で活躍した芥川紗織、シュルレアリスム的な作品を発表した白木正一といった、郷土の洋画家の作品も収集することができました。また、〈近代の洋画〉では椿貞雄の初期の静物画、〈絵本原画〉ではしりあがり寿と刈谷市在住の木村昭平の作品を収集し、充実したコレクションに発展させることができました。
作者は戦中から戦後の6年間知立で過ごしていたんだそう。
作者も70年前に同じような思いを抱いたのかもしれない。
軽めに見学しようかと思って立ち寄ったらどのなかなか見応えがあり、じっくり楽しんだ。
この後美術館のお隣にあるお茶室で一服。
刈谷市美術館
刈谷市住吉町4丁目5番地
駐車上あり
今後の展覧会
「斎藤吾朗の描けば描くほど モナ・リザ模写から赤絵へ」
平成29年7月22日(土)~9月3日(日) 大人300円
夏休み期間だが、ぜひ鑑賞したい。