まみむめ◎めも

日常のいろいろをメモ。

岩倉桜まつりと山車展示


岩倉桜まつり

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愛知県岩倉市五条川沿いで開催される岩倉桜まつり。

岩倉桜まつり
『のんぼり洗い』が行われている五条川犬山市入鹿池に端を発し、市の中心部を北から南に流れています。全長7.6kmの堤防道路は尾北自然歩道として整備され、憩いの場として散歩やジョギングなど多くの市民に親しまれています。両岸には約1400本のソメイヨシノの桜がうえられ、『日本のさくら名所100選』に選ばれた桜並木が続いています。春には桜まつりが開催され、ライトアップや山車のからくり、のんぼり洗いの実演などが行われ、愛知県外からも多くの花見客で賑わいます。 ~岩倉商工会議所のHPより~

今年はソメイヨシノの開花が遅いのでどうかなと思ったが、風もない暖かなお天気誘われ花見に出かけた。

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全般にまだ咲き始め、樹によっては3分咲き。
桜の下でお弁当を広げるグループもたくさん。

メイン会場のお祭り広場は、「花よりだんご」目当ての花見客でたいへん賑わっているが、例年より少なめの気がする。


のんぼり洗い

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岩倉市内に創業400年の「のぼり屋」があり、五条川で行われるこいのぼりの糊落としは、「のんぼり洗い」と呼ばれ、春の訪れを告げる季節の風物詩として有名。

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例年なら人多さに酔って少し散策して堪能していたが、本日は各神社で山車展示があるので順番に廻ってみることに。

岩倉の山車
岩倉には3台の山車(だし)があり、大上市場・中本町・下本町の3町で、それぞれ「新溝神社」「神明大一社」「神明生田神社」の祭礼にあたり別々に曳き出されていましたが、本来は3台とも神明大一社で行われる「岩倉祇園祭」の山車でした。
また、構造は3段組になっており「犬山型」、輪懸けがあるなどは「名古屋型」と言うように、犬山型、名古屋型の両方の特徴を併せ持っています。

岩倉市教育委員会のパンフレットより~


大上市場・新溝神社

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大上市場の山車は、文化10年(1813)の「柴田文書」には、江戸時代の寛永6年(11629)制作されたとあります。水引は、尾張藩の御用絵師であった山本梅逸(1783~1857)の手によるものです。
大上市場の山車には、からくり人形が4体あり、四本柱内に「肩上倒立」2体と「乱杭渡り」1体、二層の正面に「ざいふり」1体があります。

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中本町・神明大一社


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中本町の山車は、「柴田文書」には、寛永3年(1626)に制作されたとあります。
水引は、名古屋を代表する絵御時代後期の画家、渡辺清(1778~1861)の手によるものです。
中本町の山車には、からくり人形が4体あり、四本柱内に「那須与一」1体と「チリリ(回転)」2体の二種類と、二層目に「ざいふり」1体があります。


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「チリリ(回転)」は、アブラヤノイヒョウサと唐子とで演じられ、アブラヤノイヒョウサが台に乗った唐子を背負い、枝の綾棒へぶら下がらせ、唐子が綾棒で大回転を演じるというものです。


下本町・明生田神社

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下本町の山車は、岩倉の山車の中でも最も歴史が古く、「柴田文書」には、寛永2年(1625)に制作されたとあります。
下本町の山車にはからくり人形が5体あり、四本柱内に「管丞相(かんじょうしょう)」2体と「唐子遊(からこあそび)」2体と、二層目に「ざいふり」1体があります。


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「管丞相」は、菅原道真のことで、鉢に植えられて咲いている梅の花を切り取るからくりです。




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夜桜ライトアップは来週4月9日(日)まで。
来週末は花筏が楽しめそう。