まみむめ◎めも

日常のいろいろをメモ。

京都市美術館「マルモッタン・モネ美術館所蔵モネ展「印象、日の出」から「睡蓮」まで」

 
先日、京都へ日帰りで出かけた。
 
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今回の一番の目的地は、京都市左京区岡崎公園内にある京都市美術館
 
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ただ今開催中の展覧会は「モッタン・モネ美術館所蔵モネ展「印象、日の出」から「睡蓮」まで」。
 
9月に「ルーヴル美術館展」を鑑賞時に、思い切って友の会に入会しており、今回の鑑賞券が先日送られてきていた。
 
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モネ展は5月8日まで開催されているが、友の会は年度更新なのでいただいた券は3月末日まで有効。
小中学校が春休みになると平日でも混むかと思い早めに。
 
平日の午後3時過ぎ、チケット購入行列もそれほど長くなく、タイミングを計れば入口のパーテーションに人影が入らないときも。
 
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印象的だったものとして、
 
最初の方に展示してあった人物画。
 
クロード・モネ夫人の肖像画」(1873年)「新聞を読むクロード・モネ」(1873年
どちらも親友のピエール・オーギュスト・ルノワールが描いたもの。
もうすぐ開催される「ルノワール展」への期待が膨らむ。
 
「幼いミシェル・モネの肖像」(1878-79年)、「ポンポン付の帽子をかぶったミシェル・モネ」(1880年)、「青いセーターを着たミシェル・モネ」(1883年)
並べてある3枚は次男の赤ちゃんから幼児への変化が見て取れる。微笑ましい。
 
ジャン・モネの肖像」(1880年
少年期の長男を描いたものであるが、これ以降の長男を描いたものはないとのこと。いつの時代も思春期になるとやっぱり扱いにくいんだな。
 
モネは風景画のイメージが強いので、このような家族を描いたものはとても興味深い。
 
 
若いころのモネの鉛筆画もたくさん。
びっくり、コミカルな人物の風刺画。こんな時代もあったのかと初めて知った。
 
 
今回の目玉は「印象、日の出」。
印象派」という言葉の由来になった作品。
こちらは3月21日までの展示。
 
最前列は歩きながら見ることになっており、立ち止まって見られず。
最前列用のロープより後方では立ち止まって見られる。
 
多くの人が満足できるよう、鑑賞スペースに工夫がある。
 
この「印象、日の出」を過去にどこかで鑑賞したことがある気がする、、、と思って検索してみたところ、
名古屋市美術館で開催された「日仏交流150周年 名古屋市美術館20周年記念「モネ 印象 日の出」展」(2008年12月~2009年2月)にやってきていた。
7年ぶりね。お久しぶり。
 
この「印象、日の出」は3月21日までの展示で、22日からは「テュイルリー公園」(1876年)が展示されるそう。
こちらは先に開催された東京展、福岡展では展示されていない。
 
 
モネ=睡蓮というイメージがあるが、「白いクレマチス」(1887年)、「キスゲの花」(1914-17年)、「小舟」(1887年)など睡蓮オンリーではないものもよかった。
 
 
会場から出ると、こんな撮影コーナー。
 
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オフィシャルサポータの田辺誠一画伯の「モネ in JAPAN」。
このモネ展のために書き下ろされた新作とのこと。
最近の画伯の活躍は目を見張るものがありますな。
近い将来、画伯の個展が開かれるかも。
 
 
見終わったときは、午後5時近い時間で入館する人はいない。
 
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マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展―「印象、日の出」から「睡蓮」まで
2016年3月1日(火)~5月8日(日)
 
この展覧会は東京都美術館福岡市美術館京都市美術館と巡回し、今後は新潟県立近代美術館(6/4-8-21)へ。
 
 
 
 
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