まみむめ◎めも

日常のいろいろをメモ。

山王総本宮 日吉大社 その1

 
昨日、JR青春18きっぷを利用して出かけてきた、比叡山坂本
こちらは今年の干支の申に縁がある日吉大社がある。 
 
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駅から西側の山側へ歩く。ひたすら緩やかな上り坂。
鳥居を二つくぐって、赤い鳥居が見える。JR比叡山坂本駅から徒歩15分ぐらい。
 
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左手には比叡山延暦寺に繋がるケーブルカー乗り場。
 
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比叡山の麓に鎮座する当大社は、およそ2100年前、崇神天皇7年に創祀された、全国3800余の日吉・日枝・山王神社総本宮です。平安京遷都の際には、この地が都の表鬼門(北東)にあたることから、都の魔除・災難除を祈る社として、また伝教大師比叡山延暦寺を開かれてよりは天台宗護法神として多くの方から崇敬を受け、今日に至っています。 ~日吉大社のHPより~
日吉大社は2つの国宝の建造物と数多くの国指定の重要文化財の建造物がある。
 
国宝
西本宮本殿
東本宮本殿
 
西本宮拝殿
西本宮楼門
東本宮拝殿
東本宮楼門
日吉三橋(大宮橋、走井橋、二宮橋)
摂社宇佐宮本殿
摂社宇佐宮拝殿
摂社樹下神社(じゅげじんじゃ)本殿
摂社樹下神社拝殿
摂社白山姫神社本殿
摂社白山姫神社拝殿
社牛尾神社本殿 
社牛尾神社拝殿
摂社三宮神社本殿
摂社三宮神社拝殿
末社東照宮日吉東照宮)本殿・石の間・拝殿、唐門、透塀
日吉山王金銅装神輿 7基
 
国指定の史跡
 
 
せっかくなので国宝、重要文化財をよ~く拝見しながら参拝したい。
 
古い歴史を誇る日吉大社だが国宝の本殿をはじめ建造物は安土桃山時代以降のものばかり。
織田信長比叡山焼き討ちにより日吉大社も灰になったんだそう。
織田信長の死後、豊臣秀吉徳川家康は篤く保護したよう。特に豊臣秀吉は自身が猿とあだ名されたことから多額の寄進をしたよう。
 
 
そうそう、猿は日吉大社の元祖ゆるキャラ???
 
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方除・厄除の大社を語る上で欠かせないのが、当大社の神様のお使いである、「神猿(まさる)」さんです。元来、比叡山に猿が多く生息しておりましたが、いつの頃からか魔除けの象徴として大切に扱われるようになりました。「まさる」は「魔が去る」「勝る」に通じるようにつけられた名前であり、縁起のよいお猿さんです。
猿にまつわるいろいろがあるようなので、こちらも楽しみたい。
 
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さあ、入山料300円を納めて境内へ。
 
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八王子山には奥宮が。。。
約1キロ、途中は急な山道で徒歩で片道30分ぐらい。。。
こちらから拝んでおくことに。。。
 
 
まず最初に重文の『日吉三橋の大宮橋』
 
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次は、お猿さんにまつわる『猿塚』
 
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山王鳥居の立つ「総合の坂」の参道脇に、「猿塚」と呼ばれる大きな石組がございます。これは古墳の石室の蓋が露出したもので、境内には約70基もの古墳が確認されており、「日吉古墳群」として遺跡に指定されています。出土品から6世紀中頃から後半と推定されます。この古墳の穴は唐崎(日吉大社ゆかりの湖岸)まで通じていることや神様のお使いの神猿さんが年老いて自身の死期を悟ったときに、自ら猿塚の中へ入っていくという伝説がございます。 ~日吉大社ののHPより~
 
山王鳥居
 
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特徴のある鳥居。
 
滋賀県指定文化財 
日吉大社のシンボルともいえる鳥居。鳥居上部には合掌の形を 
表す束があり、「合掌鳥居」とも呼ばれ、神仏習合の信仰を伝えています。
 
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新馬に並んで紙猿舎。
 
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本物のお猿さんがっ!
 
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二匹、仲よく毛づくろい中。
 
猿は古く境内で飼われており、既に室町時代の記録にも登場します。江戸時代の絵図等には「猿飼所」「猿厩」が記されています。『日吉山王権現知新記』の記録では、神猿さんの食費として「一石(いっこく)」(大人一人が一年に食べる米の量)の予算(俸禄??)が当てられています。小さい体でも、一人前のお給料を貰っていたのですね。 ~日吉大社のHPより~
 
 
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猿柿
 
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「マメガキ」という渋柿で、神猿さんが好んで食べることから、いつの頃からか「猿柿」と呼ばれるようになりました。実際には比叡山からお猿さんが降りてきて、柿の実を美味しそうに食べます。 ~日吉大社のHPより~
 
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こちらにも顔ハメ看板。神猿さまや神官、巫女さんになれる。
 
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国指定重要文化財 西本宮楼閣
 
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よ~く目を凝らすと四方にお猿さん。
 
西本宮楼門屋根下の四隅にはお猿さんの彫刻があります。 
「棟持猿(むなもちざる)」といいまして、屋根を支えていますが、見張りをしているようにも見えます。四隅それぞれ違うポーズをしています
 
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国指定重要文化財 西本宮拝殿
 
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国宝 日吉大社 西本宮本殿
 
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本殿を御守している獅子と狛犬
左の角がある吽形のが狛犬。右の角がない阿形のが獅子。
京都国立博物館で学んだばかりなので、さっそく出会えてうれしい。
 
 
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(つづく)

 

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