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徳川美術館「没後400年徳川家康-天下人の遺産-」

 

徳川美術館蓬左文庫開館80周年記念夏季特別展

没後400年 徳川家康-天下人の遺産-

 
 
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名古屋市東区にある徳川美術館で開催中の企画展に出かけた。
今年は徳川家康没後400年とのことで縁の各地で記念行事が行われているよう。
こちらの徳川美術館尾張徳川家ゆかりの所蔵品が収められた美術館だが、開館80周年記念でもあるとのこと。
きっと気合が入った企画展になっていると思い開催を楽しみにしていた。
 
 
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徳川家康の遺産は、江戸時代を通じて尾張徳川家第一の什宝として大切に守り伝えられました。刀剣・武具・茶の湯道具・衣類・書籍など、多岐にわたる遺産は戦国武将の中でも群を抜く質・量を誇っています。徳川家康没後400年を記念し、尾張徳川家に伝来した家康の遺産「駿府御分物」「駿河御譲本」を通して、家康の生涯をたどります。 ~徳川美術館のHPより~
 
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館内はエントランス以外は撮影禁止。
エントランスにあるこちらの甲冑は撮影OK。
 
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織田信長豊臣秀吉徳川家康の三英傑の顔ハメの記念撮影コーナーも。
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印象に残ったものとして、


常設展 第1展示室
加藤清正着用の長烏帽子型兜
こちらは紀伊徳川家伝来。加藤清正の娘が紀伊徳川家に嫁入の際伝わったもので、明治維新後売り立てになり、尾張徳川家が買い取ったもの。
他にも清正由来品が展示してある。
清正は熊本で亡くなっているが、縁の品が郷里の尾張に還ってきたのはなにかの因縁を感じる。


脱線:名古屋市中村区にある秀吉清正記念館に複製品の長烏帽子型兜があり、8月のまるはちの日に被ることができるよう。今年もあるかどうかは???


刀 銘 村正
徳川家康所持。妖刀伝説のある村正。


第2展示室
宮本武蔵筆の盧葉達磨図 (重要美術品)
剣豪で知られる宮本武蔵。絵筆も達者であったとは驚き。


第3~第5展示室 (割愛)

 


企画展 第一部


一番目を引いたのは別名しかみ像と言われる徳川家康三方ケ原戦役画像。


桶狭間合戦之図、長篠合戦図はどちらも見ごたえがあり、一人ひとり武将を探すと時間が、、、


太刀 銘長光 名物津田遠江長光 (国宝)
こちらは織田信長が本能寺で倒れた際安土城にあったものを光秀が奪ったという由来があるもの。
刀 銘 本作長義…(以下58字略)(重要文化財
などたくさんの刀も展示。たくさんありすぎて印象が、、、


教科書にも載っている織田信長像や豊臣秀吉像の模写も。模写といっても戦前のもの。
原本は織田信長像が豊田市・長興寺蔵に、豊臣秀吉像が宇和島伊達文化保存会蔵とのこと。


多々の戦国大名の書状、黒印状・朱印状
土岐頼充・今川義元足利義昭武田信玄上杉謙信織田信長豊臣秀吉徳川家康・石田光成etc.


見るものがたくさんありすぎて、時間が、、、


出かけたのが遅い時間だったのもあり、第2部を残して閉館時間になってしまった。
また来よう。

 

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