先日、松坂屋美術館で開催中の「絵本作家 谷口智則展~いろがうまれるものがたり~」(~6/2)を観賞してきた。
日本画を学んでいた学生時代に、絵本作家になりたいと独学で絵本作りをはじめた谷口智則。
黒い紙に6色のアクリル絵具で色深い独特な世界を描き、2004年『サルくんとお月さま』で絵本作家としてデビューを果たしました。国内のみならず、ヨーロッパやアジアなど海外でも活躍の幅を広げています。数々の絵本に登場するサル、クマ、ゾウをはじめとするたくさんの動物たちや100人のサンタたちは、それぞれ自分の得意とする個性=「いろ」を持って描かれており、みんなで助け合い夢に立ち向かう姿や、どんな時でも相手を想いやる優しい気持ちが物語の随所に表現されています。「たとえ言葉が通じなくても、子どもから大人まで世界中の人々に思いと感動が伝わる絵本作りをしたい」と話す谷口。本展は、「100にんのサンタクロース」をはじめとする約20タイトルの絵本の中から絵本原画を中心に、サンタの立体作品など約350点の作品を紹介し、20年に渡る作家活動を網羅的に振り返ります。また、小学生の頃にノートに描いた絵や、10代の頃に制作した自主制作絵本、企業とコラボした作品原画など、貴重な資料も展示します。
谷口智則が生み出す絵本の世界で、あなた自身の「いろ」を探してみませんか。
美術館前にはおおきいサンタとちいさいサンタのオブジェ。
撮影可のオブジェ。
ライブペインティング作品。
ボウリングサンタ。
このブログを始める前の頃、名古屋市西区にあるモゾワンダーシティ内で100人のサンタとコラボした館内ペイントがあり、印象的だった。